宮古用水の機能と歴史、宮古土地改良区の活動等をご紹介します


地下ダムの工法は、「地下連続止水壁工法」と「注入工法」が採用されています。
基盤深度が深く堤高が高くなるような区間は、地下連続止水壁工法(SMW工法:地層を掘削、破砕しセメントと混練しソイルセメント壁を造成する工法)により施工し、基盤深度が浅く堤高の低い区間は注入工法(ボーリング孔からセメント壁を造成する工法)が採用されました。



※地下連続止水壁工法とは・・・地下に遮水性の壁を連続的に設ける方法。宮古区域では、試験施工で60mまでの掘削が可能であることが確認されています。

※注入工法とは・・・地上から水を通さない層(不透水層)までボーリングで孔をあけ、そこからセメントミルクなどを圧力をかけて注入する方法です。



地下ダム施工のながれ
@準備工(用地調査・地質調査等) Aヤード造成工 B作業ヤード仮設備工
Cケーシング削孔工 Dケーシング切離し及び先行削孔工 E三軸削孔工
F三軸削孔工完了及び挿入式傾斜測定 G三軸注入完了 H天端コンクリート打設
I透水材投入 Jヤード復旧工 K地下ダム工事完成

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