福里地下ダム 水位水質監視施設
地下水位・水質及び越流量の確認を行う水位監視施設を福里ダムに建築しました。地下ダムの効率的な保全管理を行うことを目的として、堤体の一部を露出させることによって、地下ダム天端からの越流量を実測しています。
写真の右上に映っている建物が中央管理所です。
実際に地下ダムに貯水されている上流側、下流側の地下水を見ることが出来ます。
中央管理所の前には福里地下ダム水位水質監視施設があり、実際に地下ダムに貯水されている上流側、下流側の地下水を見ることが出来ます。また、目の前に続くカラーアスファルトで舗装されている管理用道路は福里主ダム軸の止水壁が位置することを表しており、地下にある止水壁を歩いているような感覚を実感することが出来ます。
また、下の表に示すような観測機器を設置しており、施設に付属する水位・水質表示施設(水位水質監視板)によって水位や水質等の状況を外部に示しています。
水位水質監視板は、ソーラパネルを電源として、8文字と6文字の2列の表示ボードと地下ダムの概要を記し、説明した陶磁器製の説明板からなっています。この説明板に貯水量・水深・外気温度の実測値などを表示しています。福里・砂川両地下ダムに貯水域に1箇所ずつ設置されています。
(福里地下ダム水位水質監視板)
福里地下ダム 水位水質監視 施設観測機器一覧
観 測 機 器
仕 様 等
水温計
投込式測温抵抗体(井戸用)、測定温度:0〜55℃
水位計
(投込式水位計)
50m、精度:±1.0FS、2線式、付属品:中継器
(電極帯式水位計)
50m
電気伝導度計(測定槽用)
0〜1,990μS/p、精度±1.0%
pH計(測定槽用)
0〜14pH、精度±1.0%
外気温計
0〜100℃、精度±1.0%
施設紹介TOPへ