風力発電施設
この農業用風力発電施設は平成11年度に宮古の特性を活かした観光農業の支援と、農業用水のコスト低減を図ることを目的として施工されました。風という自然エネルギーを活用した環境への負荷が少ない方法で、地下ダムに貯蓄された農業用水を汲み上げるポンプの電力を自己供給しています。自然エネルギーがどれだけ農業支援に活用できるかを実証する場としても利用されています。
   
■ ローター 
直   径   
受風面積   
定格回転速度   
プレート数   
出力調整   
回転方向   
エアーブレーキ    
材   質   
軸向・風向
47m
1,735u
28.5rpm
3枚
ピッチ制御
時計方向(前方より見て)
フェザーリング式
GFRP・特殊真空形成
アップウィンド
■ タワー
形  式  
材  質  
高  さ   
上端直径  
底部直径  
2分割モジューラ塔
網製
33.7m
2m
3m
■ 発電機
形   式   
定格出力   
電   圧   
周 波 数   
回 転 数   
各 電 流    
非同期式巻線形誘導発電機
600KW
690VAC
60Hz
1814pm
512A
東山第3群機場ポンプは風車で発生した電力で運転しますが、余った電力は電力会社へ供給しています。
逆に電力が不足した場合は、電力会社から供給されます。

施設紹介TOPへ